悪性リンパ腫の最近のブログ記事

悪性リンパ腫とは、白血病、骨髄腫と同様、血液やリンパのがんであり、リンパ節や胸腺、扁桃、脾臓など体中のリンパ組織に腫瘍ができ、リンパ球にがんが転移する。悪性リンパ腫の種類は2つにわけられる。それは「ホジキン病」と「非ホジキンリンパ腫」であり、腫瘍組織の違いで分かれるが、その中でも細胞の種類により腫瘍細胞の増殖の仕方、がん細胞の形により、30種類以上に分わけることができる。悪性リンパ腫と一言で言っても、このようにタイプが多い上に進行度や患者の年齢や状態などにより、悪性リンパ腫の治療方法が異なってくる。実際、リンパに関する専門医がいるくらい判別が困難な部分もあり、医者なら誰でも判別できるというわけでもない。
リンパの腫れについては必ずしも悪性と限らず、風邪のような軽い病気でも腫れるわけであるが、悪性リンパ腫ほど痛みなどの「心配事」が表面に現れにくいことから、知らないうちに重篤な状況になっていることもありうる。
悪性リンパ腫の病期はⅠ期からⅣ期まで分けられる。Ⅰ期はリンパ節がひとつ腫れる、Ⅱ期は上半身または下半身のみのリンパ節が2カ所以上腫れる、Ⅲ期は上半身と下半身両方のリンパ節が腫れる。Ⅳ期は内臓、骨髄など体中に悪性の細胞が広がっている状態である。

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